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コンセプト1 | |||||||||||||||||
本サイトのコンセプト(2) | |||||||||||||||||
本インターネット・サービスがどのような想いから生まれたのか、そのコンセプトについてお話します。
1. 現 状 「算数・数学は分からない。」「難しい。」「苦手だ。」「きらい。」 「でも、入試がある。入試に合格する学力を身につけなければならない。」 「授業についていけなくなったらどうしよう。」 「分からなくなったらどうしよう。」 これが、中学校に入学したばかりの生徒の大半が持っている正直な声です。 そして、心ある親も、対策を講じます。 中高一貫の評判のいい学校に入れよう。いい塾にやろう。家庭教師をつけよう。効果のありそうな通信教育を探そう。…などなど。 けれでも、2人に1人は、思ったようにうまくいきません。 では、今うまくいっている子供は、これでずっと安泰かと言えば…? 学ぶ内容はどんどん難しくなっていく中で、いろいろと問題が噴出してくるのが思春期です。何が起こるかわからない。脅しでもなんでもなくて、そのような疾風怒濤の荒海の中を子供たちは生きているのです。
2. 数学教育アカデミーの目指すところ 数学教育アカデミーの目指すのは、ひとことで申し上げると、子供たちが 《数学の本質に触れ、そのリズムをつかむ》 ことです。そして、それをつかむことができるようになると、次のようになります:
■1■ 素直で感性豊かな子供(少年少女)になる。 数学という学問は「真」を追究する学問です。古来より、多くの数学者が命の炎を燃やしてきました。そして、多くの美しい花が咲いてきました。 それらは、大宇宙、大自然とつながっています。 自然数の獲得に始まって、小数、分数…とその数の範囲は広がって行き、解けなかった方程式が解けるようになるという体験を子供たちは積み上げて生きます。 つまり、正しいやり方で学習を進めていくことができれば、こういった算数や数学の勉強そのものが、「真」の世界との交流になるということなのです。 そうすると、子供たちの表情が変わってきます。理知的になります。聡明になります。 人と比較してできるできないの世界ではありません。純粋に学ぶことの楽しさを味わう世界です。 森に入って大自然に触れたとき、心が穏やかになるように、素直で感性が豊かになるのです。
■2■ 受験勉強をするのが簡単になる。 より本質的な世界に触れると、枝葉末節的な事は、大変簡単に感じられるようになります。数学の本質、その生命・リズムに触れることを学んだ子供にとっては、受験勉強は心理的に実に簡単な事になってしまいます。 なぜでしょうか? 本質が分かるということは、学んでいることの数学的な構造が分かるということです。すなわち、力の入れ方が分かるのです。「ここは、ただ覚えればいいところ。ここは、じっくりと考えるところ。」「ここは、山を散歩しながら考えよう。これは、徹底的に書いて試してみよう。」など。 エネルギーは、常に本質的なところから枝葉末節に向かって流れるます。したがって、より本質的なところでエネルギーを出せるようにしておけば、枝葉末節的なところでは、そのエネルギーを流すことで、より簡単に取り組んでいけるようになるのです。
■3■ 自分の力で学びを進めていけるようになる。 数学の学習は、系統的に進めていかなければなりません。決して、面白いところだけをつまみ食いしても力はつかないのです。系統的に進めていくというのは、山登りに似ています。しんどくてめんどくさいところでも、一歩一歩足を進めなければ、頂上へは近づけません。 けれども、そのような学びの中で、数学の躍動するリズムに触れるときがあります。それが「発見の喜び」です。これは、数学のプロだけが味わえるといったものではありません。愚直に正直に学習を進めていくならば、そして、正しく導いてもらえるならば、子供にも味わえるものなのです。「あーーっ!そうか!」といったようなつぶやきが思わず出てくる、そんな瞬間です。 山登りでいえば、しんどい上り坂を息を切らしながら上っていったとき、思いがけず景色が開けて、思わず「おーーっ」と声を上げるときのようなものです。 このように学習を進めていく姿勢が身につくと、一般的な場合、塾や家庭教師はもはや必要ありません。極端な話をすれば、学校と図書館さえあれば、自分ひとりで勉強を進めていくことができるようになるわけです。
3. 数学教育アカデミーのとる方法 数学教育アカデミーが提唱する「《スーパーらくらくスタディ》インターネットサービス」では、
として、学習の場を設定します。 そして、指導マニュアル『秘法 スーパーらくらくスタディ 直伝編』を提供します。これは、《スーパーらくらくスタディ》を行うにあたっての技術的な側面を中心に、原理、原則、システムについて説き明かしたものです。
4.《スーパーらくらくスタディ》の立つ大地 《スーパーらくらくスタディ》は、子供たちが、《数学の本質に触れ、そのリズムをつかむ》ことを可能にするための教育技術です。 けれども、その前に、次のことを意識しておくことが大切です。 同じ技術を使っても、その土台が変われば、現れる効果は変わってくる、 ということ。 やせた土地に作物を植えつけるのと、よく肥えた土地に植えつけるのとでは、同じ種を蒔いたとしても、作物の成長や実りはぜんぜん違ってきます。それと同じように、どのような土台の上に技術を使うのかによって、同じ技術を使ったとしても、実りはまったく変わってくるということです。 次の3つの大切な土台があります。
□1□ 学習を始める時期 早い時期こそが大切です。早期教育を大切に考えます。その理由を2つ述べます。
〔理由1〕早い時期ほど、子供は身も心もやわらかいのです。この「やわらかさ」こそが、算数の持つリズムに触れそれをつかむためのカギです。「やわらかい」ということは、吸収が早いということです。算数の持つリズムを丸ごと体得し吸収する経験ができるのです。いつか知らない間に日本語を話せるようになっていたように、「いつの間にか算数や数学のリズムが入ってきていた」、こんな風になります。これが、早期教育を大切にする最大の理由です。
〔理由2〕学校などで、苦手意識を定着させてしまう前に、すなわち、まだ算数に対して新しい真っ白なときに、そのリズムに触れさせるのがいいのです。いったん、苦手意識を持ってしまうと、印象としてそれは心の奥に焼きついて残りますから、その印象自体がマイナスの力を持つことになってしまいます。逆に、早い時期にリズムに触れてそれをつかんでおくと、仮にその内容を忘れたとしてもかまいません。プラスイメージで印象が残っていますから、再度学習するときに、すぐに思い出せます。ゆとりをもって望めます。そして、一度目よりも学習内容が深まります。
□2□ スーパーらくらくスタディの目的 その土台にある大目的は、 算数・数学教育を通して、豊かな人間性を育む ということです。
考えてみてください。たとえば、わが子が、成績もよくて順調に進学して就職して、そして結婚して家庭を築いたとします。その何十年か後に、親である自分が足腰立たなくなったとき、「親のことは知らない。勝手に養老院でもどこでも行ったらいい」というような冷たい子供になってほしいでしょうか?
スーパーらくらくスタディの土台にあるものは、「人間教育」です。ただ単に数学がよくできる子供を育てることが目的なのではありません。 ベートーベンは 「自分の芸術は、貧しく正直に生活している人々のためにある」 といました。 同じように、 「自分が勉強しているのは、将来人々の幸せにつながるための勉強である。」 普段はなかなか表に出てくることはない意識ですが、ぜひ心の奥に育みたい意識です。
このように、生き方において何に重心を置き何を大切にするのかということは、教育における最も本質的なところです。これを最も中心的な幹として、そこから算数・数学教育(スーパーらくらくスタディ)という太い枝が出ている、と考えます。エネルギーは、幹(生き方)から枝(算数・数学の勉強)に向かって流れます。このとき、最も豊かなエネルギーが流れるのです。
□3□ 親の姿勢と視点 豊かな感受性や情操は、家庭で育まれます。子供が大きくなったときに、記憶には残ってないような小さなときの毎日の生活、そのとき両親からもらった波動のひとつひとつが子供の情操の土台となります。 親の姿勢は、子供の人生の生き方を左右するといっても過言ではありません。
親が何を大切にしているか、子供はそのやわらかさによって、すべて丸ごと吸い込んで行きます。
親が、「自分さえよければいい」という意識で子供に関っていると、そういう子供になっていきます。「成績さえよければいい。自分の子供さえよければいい」という意識で育てていくと、よくできることにのみ価値をおく子供が育ちます。人間誰も年を取れば、今までできていたことがひとつずつできなくなっていきます。けれども、子供が、よくできることのみに価値をおいて成長してしまえば、動けなくなった人間はたとえ自分の親であっても価値がない存在になります。極論かもしれませんが、このような長いスパンで今目の前にいる小さな子供の教育をしている、という意識を持っておくことが大切です。
その上で、今、子供の成長の場としての家庭が、どのような場であるか、2つの視点でチェックしてみましょう。
〔視点1〕子供が安心して楽しく過ごせる場になっていますか? 夫婦喧嘩はありませんか? 夫婦関係は暖かい愛情と思いやりに満ちたものですか? おじいちゃん、おばあちゃんを大切にしていますか?
〔視点2〕子供が安心して楽しく学ぶ場になっていますか? よその子供と比べて、自分の子供の足りない点を責めていませんか? 子供の世話をテレビやゲームに任せてしまっていませんか?
人間が親になるということは、大きな喜びですが、同時にしんどいことでもあります。それまで、自分だけのものとして使えた時間が、これからは、子供のためにとられるようになるからです。それだけ、責任の範囲が広がるのです。 そして、人間は完成された人間などいません。みんな、未熟ながらに、親となって子供を育てていくのです。しんどくても、そのしんどさを引き受けて背負ったとき、子供を育てていたと思っていた大人が、逆に子供から大きな何かをもらっていたのだということに気がつくでしょう。 かけがえのない日々。人生の中で、二度と帰ってこない、無邪気なあどけないわが子とのあの日々。
与えられた限りない時間の中で、いかに心を尽くして子供に関っていくか。 これが、《スーパーらくらくスタディ》がよって立つ大地なのです。
5.《スーパーらくらくスタディ》インターネットサービスでは 「《スーパーらくらくスタディ》インターネットサービス」は、日本全国どこにいても、《スーパーらくらくスタディ》システムを享受できるように考案されたシステムです。 通信教育ではありません。 この学習のための、《原則》と《システム》を提供しますが、子供に直接関る《支援者》は、親…保護者の皆様です。 子供は一人ひとり皆違います。一人ひとりの実情に応じて、学習を進めていくことができます。また、各ご家庭で独自の工夫を凝らすことができます。かなり自由に取り組むことができます。 当アカデミーは材料を提供し、実際にそれを料理していくのは、各ご家庭、親子二人三脚(三人四脚)で。そのためのよき材料を、できる限り紹介していこう。このようなスタンスで運営していきます。 算数や数学とは直接関係ないような内容であっても、上記のように、それを育む大地として必要な事はコラムを通して紹介していく予定です。
6. 付記 本インターネットサービスは、上記のような想いを持って創設されました。 そして、そこにはもうひとつの気持ちがあります。 それは、「商業主義に陥らないようにしよう」ということです。商業主義(利益優先)に陥れば、大切なものを失います。その中でも最たるものは、ほんとうに子供や親にとって大切で必要な事であっても、それを知らせることができなくなってしまうことです。 「《スーパーらくらくスタディ》インターネットサービス」は、ほんとうに大切だと思うことは、どんどん掲載していきます。
子供の成長には、目覚しいものがあります。この現代社会の変化以上に、目覚しい変化・成長をしていきます。 子供の1年は、大人の1年とはまるでちがいます。 「1年早くその智慧に出会ったおかげで、子供がより大きく、より深く成長することにつながった」というようなことも、ままあるのです。 《スーパーらくらくスタディ》はもう開発されてから、10年以上になります。 これを、インターネットサービスで幅広く提供することを思い立ってから、その準備に数ヶ月の時間を要しました。「分数」という単元を選び、インターネットサービス用に改良しなおして、完成させました。本当は、他の単元もそろえてからインターネットサービスをスタートさせたかったのです。 けれども、分数コースが必要なお子様にしてみれば、できるのであれば1年でも早く取り掛かるのがいいことを考えると、猶予できませんでした。また、お母様やお父様にしても、お子様が実際に分数を学ぶ歳になるよりも、もっともっと前から知ってほしいと思うことがたくさんありました。「まあ、そのうち…」と思っている間に、あれよあれよと言う間に、子供は大きくなっていきます。
このような想いをもって、「《スーパーらくらくスタディ》インターネットサービス」はスタートしました。
7. 付記の付記 本インターネットサービスは、3年前に停止されました。ご希望される方が増えて、十分なサービスを供給できなくなったからです。 当初は会員制でサービスを開始しました。定員に達したところで、締め切り、会員の方々には十分すぎるサービスを提供できました。多く寄せられた感謝の声に、私たちは頭が下がる思いがしました。 ところが口コミで広がり、会員になれなかったのだけれど、『分数コース』を何とかして子供にさせれないでしょうかというメールを多くいただくようになり、私たちは、【特別セット】というものを考案しました。大変好評をいただきました。 この【特別セット】は、「スーパーらくらくプリント分数コース」と「スーパーらくらくスタディ直伝編」のほかに、「スーらくすごろく」やその他必要物をセットにして、日本中(世界中)どこにいてもスーパー・リラックス・スタディができるようにしたものです。 これは1式で30,000円するのですが、これに心を尽くして取り組んだ方のお子様は、確実に実力をつけられました。 そして、今は、塾での利用においても好評を得ています。 ところで、予想通りといいますか、次のようなことも確認できました。個人的に特別な関係があって、進呈した方が何人かあるのですが、そのお子様には実力はついていなかったのです。 つまり、いくらいい「もの」があっても、そこに「こころ」を吹き込まなければ、実は結ばないということです。 【特別セット】は、その後B4プリンターが故障したのを機に、生産を中止しました。 しかし、希望者は後を絶ちませんでした。また、「スーパーらくらくスタディ」についての理解も深まってきたように思います。そこで、再び【特別セット】の販売を再開することにしました。 市販はされていません。そもそも、家庭のPCで作成し、プリンターで印刷したものです。非常にデラックスな内容です。このサイトを通してのみ、ご希望の方にお送りいたします。そして、メールサポートをいたします。 現在の形は、初期のそれよりも大きく形を変えましたが、今述べた意味で、「インターネット・サービス」という言葉を継承したいと思います。ご了承ください。 2012年3月 |
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